iPad Pro 2018(11インチ)2週間使ってみて
皆さんこんにちは。
新型のiPad Proが発売されて約2週間が経過しました。
今回はそんなiPad Proの良いところといまいちなところを箇条書きで紹介していきます。
よかったところ
・接続端子がLightningケーブルからUSB-Cに変わった
これは今回のiPad Proで最大の変更点で最高の改良だと思います。というのも、今までiPhoneやiPadにLightning端子経由で何かを接続するときは変換アダプターを介さないといけませんでした。ところがUSB-Cが普及し始めた今、iPadに直接接続できるようになりました。
・Apple Pencilの充電方法がスマートになった
こんな感じでPencilがiPad本体にくっついてワイヤレスで充電できるようになりました。まあこれはやっとかって感じです。
・処理能力が上がった
iPad Pro 2018に搭載されているチップA12X Bionic、公式によるとiPad Pro 2017のA10Xから処理速度が2倍向上しているそうです。
ベンチマークを計測してみました。使用したのはAntutuベンチです。
はい。これにはさすがに開いた口が閉じませんでした。
約56万。
個人的には軽いゲームやSNSをするぐらいなら10万、グラフィック性能を求めるゲームでも15万あれば十分かなと思っています。
完全にオーバースペックです。そこらのノートPCより確実に処理能力高いです。もうmacOS搭載してくれ。
ただ、YouTubeアプリのスクロールのかくつきなど全くなくなりました。
いまいちだったところ
・FaceIDの使いにくさ
これに関しては2点使いにくかったことがあります。
ひとつめはiPadの形からくる使いにくさです。今回のiPad Proは表だけ見ると上下どちらから見ても全く違いが分からないレベルです。一応今回のFaceIDはどの方向から覗いても認識されるようになっています。しかし、ぱっと持った時に上下逆だと角度の問題からか、顔が認識されにくいです。さらにそのことに気が付きにくいので「あれ?」となることが多々あります。
ふたつめはロック解除がしにくいです。顔認識がうまくいってロックが解除されても、ホーム画面に行くのに画面下から上にスワイプする必要があります。iPhoneX以降のFaceID搭載の現行モデルもこの仕様になっていますが、iPhoneはサイズが小さいのでそこまで気にならないと思います。しかし、iPadの場合は画面下までがとても遠く感じます。そのため解除がワンテンポ遅れる感じがします。今後のアップデートで何とか改善してほしいところ。
・多くのゲームが最適化されていない
例えば音ゲー
見ての通り2018のiPadは全画面に表示しきれてなく、せっかくの大きい画面を生かしきれてないです。残念。
あとたまたま見つけたのですが、白猫テニスというunityの物理エンジンで動くゲームがあるのですが、なぜか少しだけカクカクしています。2017のiPad Proが60fpsで動作しているとしたら、2018のiPad Proは45fpsで動作している、といったカクカク具合です。
まあこれらはアプリ自体のアップデートで改善されると思います。
長くなってしまいましたが今回のiPadを一言でまとめると、そこまでいそいで買う必要はない、といった感じです。
特にゲーム目的で考えている方は、いろいろなアプリの最適化を待ってから購入したほうが賢明だと思いました。
以上、iPad Pro 2018の良いところといまいちなところでした。参考になればうれしい限りです。